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2013年11月6日水曜日

矢上高校生が語る未来フォーラム

みなさんこんにちは!
比之宮の小川です。

今日は「矢上高校生が語る未来フォーラム」に行ってきました。矢上高校は比之宮の高校生も通っているので勉強勉強!


フォーラムの構成としては高校生が提言をまとめてプレゼン、その後パネルディスカッション。ファシリテーターは島根大学の作野先生。パネラーはNPO法人てごねっと石見の理恵さん、そして3人の矢上高校生(山本さん、土井さん、松川さん、みんな幼稚園のころからの幼なじみだとのこと)
  • 矢上高校生から町への提言 
           ☆矢上高校をもっと魅力的な学校に!
     →印象的だったのは町内の小中高まで同じスポーツを続けられるような
      環境づくり。なるほどースポーツを続けたいと思う子にとっては魅力的。
      それから売店もほしいとのこと。売店でお昼を買いたい、
      だけでなく、高校生が売店で働いて販売を体験ができる、
      とか障害者の作られたパンを売ることでコミュニティとの繋がりをもつ、
      とかいろんな可能性をくっつけて提案しているのがいいね。

   ☆矢上駅を新しくしたい!
     →グッドだったのが駅(効き間違えでなければ)を校内に持ってくるという
      斬新なアイディア。駅に人はたまる→人がたまればモノを売る場になるし、
      高校生と地元の人の交流の場にもなる。素敵!駅を高校にもってくるという
      のはかなり難しいけれども、行政は「人の動き」を中心にインフラを作るべ
      き、というこ

   ☆香木の森の誘客数を増やすには!
     →香木の森という第3セクターの施設の来客数が年々落ちている現状を踏まえ
      て、来客数アップのため提案が次々と。確かにーと思ったのがAjikuraなど町
      のレストランでもハーブ料理をもっと充実させましょう、香木の森でも食用
      ハーブをもっと作って販売しましょう。という提案。
     
   ☆町内の子どもをふやそう!
     →大人が出会わないと子どもは増えないから結活ファームを開催しよう!
      という提案でした。行政によくある一度きりのイベントではなくて、
      年間を通して何回も会ってもらおう、ということで、春は田植え、
      夏は草刈りとバーベキュー、秋は稲刈り、石釜ピザ、冬は餅つきだそうな〜
      この提案に町長は「これはいい。ぜひやりましょう!」とのこと^^

   ☆邑南町を全国にアピールしよう!
     →ゆるキャラをつくろうという提案。高校生が考えたゆるキャラは「邑さん」
      子どもをいつもつれているなかなかゆるい生命体。石見牛やオオサンショウ
      ウオにまで変身したりできる邑さん。シリーズ化したら絶対かわいい。
  •  パネルディスカッション 
→まず高校生が自分の将来の夢を語ります。

山本さん:看護士になってドクターヘリに乗りたい。

土井さん:地元で薬の研究をしたい。地域にある仕事の幅が少ないのが問題で、研究職は特にないと思う。夢を実現させる方法としては、すでに邑南町で運営されている香木の森で、薬になるハーブを研究すること。ハーブを育てるひとも管理する人も売る人も必要になるので付随していろんな職種がでてくるんではないか。

松川さん: まだよくわからないけど、地元に残りたい。
 


→理恵さん「もしみんな地元で希望の仕事ができたとして、その仕事場がつぶれたらどうしますか?」

山本さん:出て行きます。夢を実現できるところに行きます。

土井さん:いざとなったら自給自足します。

松川さん:たぶん出て行くと思います。
     もしかしたら 役場に起業支援課を作って仕事をつくるのを手伝ってもらうとい
     いのかもしれません。


私がなるほどと思ったのが松川さんの「仕事をつくるイメージがないと発展していかないと思います」というコメント。自分のこれからやることの目標と方法をある程度イメージできないと難しいですよね。

そこに理恵さんが素敵なコメントをされました。
「NPO法人てごねっと石見は創業支援をしていますが、何か特別なことをしているわけではなくて、友達が何かしようとしていたときにみんなで応援してあげているだけなんです。
「高校生のみなさんは、ご両親や近所のおばちゃんなどまず近くの大人を見てみるのも良いかもしれません。どうしてここに住んでいるのか、とか色々聞いてみると将来どこで何をしたいか、を決める参考になるかもしれません」

高校生はもう大人だなと改めて実感した会でした(失礼!)。
高校生と語る会、頻繁にやってみたいですね。

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