Translate

2016年9月22日木曜日

ポポーの種


今年もポポーの収穫時期になってきました。

去年より若干実が落ちるのが早いようです。そこで去年から販売しているポポーの種なんですが、実から取り出した時に果肉がたくさんついているのでこれを丁寧に洗浄してから乾燥させない状態で販売するのですが、洗浄作業にかなり時間がかかります。それでも結構去年は注文があったので頑張って作業したいと思います。



去年収穫した種から育ったポポーの苗も順調に育っています。去年ポポーの種をインターネットで購入してみたのですが、全く芽が出なかったのですが、こちらで取れた種を植えたらほぼ芽が出ていました乾燥させると発芽率が落ちるそうなので保存方法が良かったのかもしれません。少しでもポポーの事業に今年も貢献できればと思っています。




2016年9月16日金曜日

地域で「自給自足」

地域の瓦版に載せた内容です。

 「自給自足」という言葉に憧れた時期がありました。「自給自足」とは、生活に必要なものを全て自分で手に入れる、ということです。しかし次第に、一人で頑張る「自給自足」ではなく、地域で「自給自足」ができれば良いなぁ、と思うようになりました。無理に言葉を作ると、“地給地足”といったところでしょうか。インターネットで調べてみると、すでにそのような言葉を使っている人がいました。「地給地足=地産地消の精神を生活のあらゆる場面で推し進める考え方」「地給知足=地球から給わり、地域で分かちあう、足るを知る暮らし」
 
 
比之宮に来て気づいたのは、地域で「自給自足」、そんなこと比之宮ではあたりまえ、ということでした。自分の田畑で野菜や米を作り。猪を獲って食べる。お互いにないものは分け合う。山水を利用したり、薪でお風呂を沸かしたり、サブの部分で地域のエネルギー自給は生きています。昔はもっとエネルギー自給率は高かったのでしょう。ゆるい形で「自給自足」が自然と行われている、そんな姿がとても魅力的です。



 家の裏には竹藪があります。自分はその竹を頻繁に使わせてもらっています。畑の支柱はもちろんのこと、昨年の冬には、竹の物置を作りました。骨組みは竹で、壁はいらなくなった納屋の扉を頂いて来て使いました。苦労したのが、竹葺きの屋根。曲がっていたり、サイズも違う竹を交互に組み合わせていくのが大変でした。素人作なので不格好ですが、現在一応物置として使っています。

 片意地はらずに、少しずつ自分の身の回りの“地給率”を高めていけたらと思っています。