みなさんこんにちは!比之宮の小川です。
今日は地域おこし界では有名な隠岐郡海士町の教育課長、集落支援員さんが比之宮へ
視察にいらっしゃいました。
美郷町の地域おこし協力隊と海士町の集落支援員は、地域との関わり方が大分違いますね。
海士町の集落支援員さんは「こんなプロジェクトをやりたい」と手を挙げた地域に通って、効果的な方法を見つけるために調査をします。そして住民さんの思い、ニーズを一緒に形にしつつ、プロジェクトが地域住民だけでまわしていける形に設計しています。
一方で美郷町協力隊は支援対象地域に住み込んで、「地域でできること、求められていることをまずやったら?」から始まり、いろんなプロジェクトが派生して います。その中には住民発のプロジェクトもあれば、協力隊が主導で行う事業もあります。
海士町の集落支援員を「いつも来ている若いお兄さん」みたいな感覚で接しているのに対して、美郷町の方は協力隊を「うちの集落に越して来たIターンの人、自治会の一員」として見ています。
ふむふむー勉強になりました。
ちなみに「非常勤集落支援員」の制度はいいなぁと思いました。これは美郷町の集落支援員と役割が似ていて、地元の方がアルバイト感覚で地域づくりの仕事をしているそうです。なかなか普通に生活していたら「地域づくり」なんて興味を持つきっかけもないと思うので、地元に「地域づくりスピリット」の裾野を広げるのにはすごく良い制度ですね。
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